プラグイン『MTS Simple Booking C』のエラー、不具合の報告と対処法
目次
プラグイン『MTS Simple Booking C』のエラー、不具合の報告と対処法
MTS Simple Booking Cとは
このプラグインは塾やセミナーなどの予約システムとして使う事ができます。
固定ページやサイドバーに配置する事ができ、カレンダーが表示されます。
日付だけでなく時間まで選択できるので優秀なプラグインではないでしょうか。
そんな使い勝手の良い優良プラグイン『MTS Simple Booking C』ですが、日本で使うと不具合が生じる場合があります。
今回はその不具合(エラー)と対処法をご紹介します。
時間が9時間ズレている
MTS Simple Booking Cの設定が正しくされているという前提で話を進めていきます。
予約する時間が現在時間のちょうど9時間前になってしまう不具合が発生。
どういう事かというと、
例えば22日の午後10時に予約したい場合。
22日の日付をクリック、午後10時をクリック。
するとなぜか午後1時の予約フォームに飛ぶ。
もしくは予約フォームが表示されない。
この時の対処法は簡単です。
時間が9時間ズレている時の対処法
まず管理画面の設定(一般)をクリック。
次にタイムゾーンの選択を「東京」から「UTC+9」へ変更。
以上です。
24時間ズレている時の対処法
上記の方法で直らない場合、別の原因があると考えられます。
この原因がわからず苦労しました。
以下、私が試した結果直らなかったものをメモしておきます。
うまく動作しなかった対処法
【行った作業】
管理画面を開いて、設定>一般の中のタイムゾーンで「UTC+9」に設定。
◆結果
変わらず。
【行った作業】
WordPressのトップフォルダーにある「wp-settings.php」ファイルの
29行目あたりに、以下を追加。
date_default_timezone_set( ‘UTC+9’ );
◆結果
変わらず。
◆困る点
WPのアップデートの度に上書きされてしまうので、都度書き換える必要がある。
【行った作業】
解決策1
phpファイル内に以下を記述。これだけでOK。
date_default_timezone_set(‘Asia/Tokyo’);
解決策 2
php.ini に以下を記述。
date.timezone = Asia/Tokyo
◆結果
変わらず。
うまく動作した対処法
【行った作業】
plugin内の「mtssb-front.php」103行目の最前に
「//」を記述。
◆結果
変わった!
日付が当日のものに直った。
◆困る点
プラグインアップデート時に毎回変更が必要。
まとめ
優良プラグインだけに不具合は辛いですね。
今回の対処法は、プラグインアップデート時に上書きされてしまいますので、アップデートの度に忘れず記述をして下さい。
カテゴリ:プラグイン
タグ:MTS Simple Booking C,プラグイン