オウンドメディアとは-中小企業が光るホームページ集客-
目次
オウンドメディアを知っていますか?
オウンドメディアとは何でしょう。
Webの世界では非常によく聞く用語になっていますが、これは中小企業にとって非常に有効な集客ツールとなります。
広く定義するなら、オウンドメディアとは「自社媒体」です。
これまで、新聞やテレビ、またタウン誌やバナー広告など、他社の媒体に広告費を支払って広告活動をしてきましたね。
しかし今はWebサイトという媒体があります。
この自社媒体をメディア化させることできちんと育てて、他社媒体に広告を出して集客するのではなく自社の媒体を使って集客していくわけです。
ブログ形式のメディア化
情報を定期的に発信し、メディア化するうえで一番容易かつ現実的なのがブログ形式です。
Webma!ではお客様にロングテールを意識したブログの更新をこれまでもお願いしてきましたが、小規模企業でもメディア化を実現できるのがブログです。
比較対象
オウンドメディアを取り上げる際に、比較対象となるメディアが他にもあります。
ペイドメディア
ペイド、という通り、金銭の支払いを伴ういわゆる「広告」です。
PPC広告やバナー広告などがこれにあたります。
アーンドメディア
信用や評判を獲得することを目的としたメディアです。口コミなどがこれに含まれますが、それゆえにSNSなどがこれに含まれます。
上記のメディアにオウンドメディアを足して、トリプルメディアと総称されています。
中小企業の観点からオウンドメディアを考える
1.広告費用の削減
広告に依存することなくコンテンツで集客しますから、長期的に広告費用の削減が実現できます。
広告費は変動費だ、と仰る方もいますが、広告を出さなければ新規獲得を継続できないのであればそれは事実上固定費です。
また、Webページの数は今でも膨張しており、広告の費用対効果は以前よりもずっと押し下げられています。
これは目に見える非常に大きなメリットと言えるでしょう。
2.ブランディング
大企業はマス向けに最大公約数化された商品やサービスを開発しています。
しかし中小企業では資本力の違いからこうしたマーケティングを行うことはできません。
中小企業が目指すべきは規模と特性を生かした高級品志向です。
ゾーリンゲンのナイフも、スイスの時計も、自動車のフェラーリも、こだわりをもった中小企業によって作られています。
しかし単に自社サービスや商品を列挙しただけでは高い技術や日々の進歩をユーザーであるお客様に伝えることができません。
実はこれが中小企業の一番の弱みでした。
ブランド化するにもその背景となる部分を十分に伝えられるメディアがなかったのです。
チラシもweb広告も伝えられる内容に限りがあります。
Webサイトも小さな工夫の積み重ねを伝えるには大量の説明文となってしまいますし、進歩をきちんと伝えることができません。
ブログは違います。
一つ一つの進歩や改善を、一つの記事として、またノウハウとして、ストーリーとして公開していくことができ、更新も非常に容易です。
中小企業が自社のスキルレベルを公に発信できるようになったわけです。
これはブランド化するための大きなハードルを越えるためのツールになるということです。
3.SEO
いまだに被リンク集めをしていますか?
被リンクはもちろん今でもSEOの面で現実には有効です。
しかし、SEOの世界でもすでにコンテンツの質が重要視されているのはご存知でしょう。
良質なコンテンツ、専門的なコンテンツ、これこそ中小企業が自社の引き出しをコンテンツ化した際に生み出されるものです。
有料のリンクを購入したりして自社のWebサイトを危険にさらす必要はありません。
日々の仕事がそのまま、Webサイトの成長につながります。
オウンドメディアは資産である
オウンドメディアは短期的に数字が伸びるわけではありません。
一つ一つの記事の積み重ねですから当然です。
しかし積み上げられた資産は継続的かつ安定的な集客を生み出します。
そうした集客ツールを作るために多額の投資をすることは中小企業の場合できませんが、しかし一つ一つの記事を生み出すための時間の投資なら可能ではないでしょうか?
オウンドメディアは中小企業にとって重要な資産になり得ます。
カテゴリ:オウンドメディア
タグ:インバウンドマーケティング,オウンドメディア