会社のサイトやブログがアメブロやらの無料ブログってどうなのよ?
「会社のブログはアメブロでやりますから」って言う人が年に何人かいます。
毎回説明するのも面倒なので、もうここできちんと書いておこう。
アメブロでもライブドアブログでも何でもいいんですが、いわゆる無料ブログで集客することの是非についてです。
目次
まず、規約を読みましょう
原則として、アメブロは商用利用禁止です。
運営元が許可したもの以外、だめです。
第13条 禁止事項
(4) 当社の承諾のない商業行為
① 無限連鎖講(ねずみ講)、リードメール、ネットワークビジネス関連(マルチ商法、マネーゲーム等を含む)の勧誘等の情報、及びこれらに類する情報の送信等
② 商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成(但し、当社が認めている範囲のもの及び当社タイアップ等は除く)
③ 当社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換(それらの宣伝、告知、勧誘を含む)を目的とする情報の送信等(物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む)
④ 本サービスの一部の利用権を、当社が定めた以外の方法で譲渡する行為
⑤ 本サービスの全部又は一部の利用権をもって、現金その他の財物、財産上の利益との交換取引をすること、もしくは交換取引をすることの宣伝・告知・勧誘する行為(詳しくは
コチラをご覧ください。)
こんなわけで、たとえ非営利であっても物やサービスの売買、宣伝、告知、勧誘はだめです。
また最終的に物を売ったりする無料セミナーの情報なんかもだめです。
当たり前ですが、アメブロがいくら無料でも、運営元のAmebaはそのコストをどこかで回収しないといけません。
皆さんが作った記事の横に広告も出します。
おかしな商売始められても困るし、できるだけおとなしく問題を起こさずに使ってほしいでしょうし、そう使うのが無料サービス使うときのマナーというものです。
一時期Webma!にもAmeba難民が大量に
一時期、Webma!にもAmeba難民が大量に押し寄せました。
アカウントを削除されて、仕方なくWebma!のような事業用サービスに流れたわけです。
いつそうなるかわからないリスクを抱えてせっせと無料ブログを更新するのって、とっても無駄です。
あくまでも会社のブログをアメブロでやりたいんです!という人を見ると、そういう事情を知っている私たちからすると痛い。
すごく痛いです。
SEOに強いんですよ、アメブロは
そうですか。
よく、アメブロはSEOに強いと言う人がいます。
そのSEO、意味ないんですよ
http://ameblo.jp/ はそりゃ強いでしょうね。
アメブロの場合、アカウント名がサブディレクトリになります。
masukoというアカウントでブログ始めれば、http://ameblo.jp/masuko/ があなたのアメブロのURLになります。
そう、つまりあなたのブログ記事はアメブロのドメインを強くするためにせっせと積み上げられているわけです。
だって、http://ameblo.jp/ の下層ページなんですから。
でも、http://ameblo.jp/ の下層ページなら検索でも表示されやすいんじゃない?という方。
悲しいかな、Googleでは同じドメイン配下だと検索上位に大体2件までしか表示してくれないんですよ。
これは検索結果のドメインの多様性というものを重視しているからなんです。
だから、アメブロやってる芸能人が二人似たようなネタ書いたら、あなたの記事は出ません。
残念ですが。
いつ削除されてもおかしくない、それで困らない商売ならその程度
そんなわけで「いつ削除されてもおかしくないという覚悟が利用する上で必要ですよ」ということなんですが、そんな覚悟してまで月々数百円・数千円をけちらないといけないというのは企業としてどうなんでしょうかね、ということです。
サーバーだってドメインだって安いですよ。
手前味噌ながら、Webma!だって30世代バックアップとって、サーバーにNginx使って遠隔操作サポートまであって月4,980円です。
集客の要となるWebサイトやブログです。
これがアメブロだったりすると、個人的にはとても心配になるしちょっと取引相手としては心配です。
Webma!なら自分のドメインの配下にブログが作れるわけです。
SEO云々言うならその方がよっぽどいいですよね、消されないし。
別にWebma!でなくても、似たようなサービスは他にもあるし自分でレンタルサーバー借りてWordPressでも動かした方がよっぽどいいんです。
つまり、事業用に無料ブログのサービス使うなんて、もってのほか、ってことです。
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